空間

好きなように話させてよ

かわいい子には旅をさせよ

トラジャ渡米決まったよエントリ!

 

書かずにはいられなかった。うれしくって。今日が一番Travis JapanTravis Japanとして好きだ!という気持ちを抱えて、ひさしぶりにはてなに文章を残すよ。

 

7人で、無期限渡米。こんなにうれしいことはない。不思議と「さみしい」気持ちはほとんどない。ちょっと周りを眺め見たけれど、こんなに「うれしいうれしい」言っているのはわたししかいなかったかもしれない。だけれども、すごくうれしい。

 

わたしはまつくらくんのことを10年くらい好きで、わたし自身が留学に行っていて物理的距離のあった頃も、帰ってきてから全然現場に足を運ばなかった頃も、久しぶりに運んだ現場の演出に文句ばかりつけていた頃も、まつくらくんのことはずっと好きだった。だから、たった1年や2年、10年まつくらくんがLAにいようと、この愛は変わらないのだよ。

でもその10年のなかにもいろいろあったね。声も思想も知らないままに踊っている姿だけで好きになって、声を知って、大人になっていろんなことを考えていることをシェアしてくれてそれでも好きでいられて、大好きなSHOCKにもあんなに長く出てくれて。突如バンダナを巻くスタイルになったときには若かった私は「それは思っていることとはちがう!!!」とエゴを振りかざして距離を置きそうになった時もあったけれど、次第にギターを弾けるようになって、作詞をするようになって、でもギターばっかりじゃないバランス感覚に優れたソロコンをやってくれて。映画が好きだったり、文章を書くのが好きだったり、情熱を持っていたり、メンバー思いのやさしい気持ちがあったり、ときどきは「こういうところがコンプレックスで」と弱音を吐いたり、だけど克服して半袖半ズボンで長い手足を活かしたダンスを+81チャンネルで披露してくれたり。なんだかちょっと抜けたところもあるけれど、やさしくて一生懸命でいろんなことを知りたいと思っていて、世界の多様性に心を開いて向き合っていて、そういう、中身の多くを、10年経って変化していく中でも好きなままでいられたことが、ほんとうに奇跡のようにしあわせだと、思うのです。

「海外が好き」ということも時々言っていたし、洋画も見るし洋楽も聞くし、コロナ禍になる前は時々海外旅行にも行っていたっけね。(自分自身の力を試していけるそんなチャレンジングで好奇心旺盛なところも好きでした。)別に頭はよくはないとおもうんだけど(ごめんね)ギターや作詞と向き合って、いろんなことを習得していく様を見ていると、きっとこの海外留学もまつくらくんにたくさんの道を開いてくれるのだろうと思います。語学や、異文化体験。世界にはいろんな人がいるのだということ。誰かと話したい、新しいことを知りたい、という気持ちさえあれば、きっとまつくらくんはいろんなことを乗り越えていける、身に着けていけるという確信があるよ。そしてそれらの経験は、きっとこれからのまつくらくんの人生を豊かにしてくれるに違いない。

 

正直、「無期限」と言っているのはドラマチックななんらかの演出の仕掛けのように思っているのだけど、だけれども、別に無理して帰ってこなくてもいいからね、と思っている。好きなだけ挑戦したらいい。気に入ったらずっとアメリカにいたっていい。わたしがLAを訪れるいい理由にもなるし。なんならわたしが遊びに行くまで帰ってこないでよ。向こうで堂々ミュージカルでもダンスライブでもやって待っていてくれたらいい。

一方で、もう無理だ、帰りたい、と思ったら帰ってきていいんだよ。留学が成功したって失敗したってかまわない。大きな決断をしたから大きな結果が伴わなくては、ということは全然ない。別にこの先に「日本でデビューして売れる」という固定概念的な成功がなくたって、世界を知って、そのほかの選択肢を見つけて、全然違うフィールドで成功をするのだってかまわないんだから。その成功が大きくても小さくてもかまわない。ただただダンスのスキルがあがるのだって成功、英語がしゃべれるようになるのも成功、大した英語がしゃべれなくてもベーグルが英語で注文できるようになればそれだけで立派だ。今までに出会ったことがないような人に7人の踊りを見てもらえれば成功、好きな振付師に出会えれば成功。ぜんぜんなんにも成功できなかった、ってのもまた成功。いっぱい失敗してつまづいたな、ってのさえ成功。

 

長~~~~~い目で見て、まつくらくんの人生にはまちがいなくプラスに働くだろうな、という確信がある。新しい世界を知ることが、とても向いている人だと思うから。泣いたり悔しい思いをしたりしながら、たくさん考えてつまづいて、その先にしなやかさを手に入れる人だから。強いだけじゃないやさしい人だから。

アイドルとしてではなく、いつかまつくらくんが人生の幕を下ろすときに、「アメリカに行ってよかったな」って思う気がする。

それに、わたしにとっても、渡米していないまつくらくんより渡米したまつくらくんのことのほうがもっともっと好きな存在な気がする。...気がする。笑

 

っていうかまじでまじで本音を言うと、トラジャ、既存の概念としての「デビュー」「売れる」がハマらないなと思っていたので、ここで一度そのレールから外れるの大正解だと思っているんだよね。トラジャを応援してきて苦しかったのは、ずっとずっとその見合っていない既存の概念を追い求めていたからだったよ。結局今のままで「売れる」方法は「バラエティ強い」「ビジュアルが整っている」「ドラマなどで展開できる」「華がある」といったところで、あんなにのほほんと穏やかで内向きのグループが、いくら飛びぬけたダンスの技術を持っていたとしたって、牙城を崩すのはむずかしい。異なるフィールドで、その飛びぬけたダンスの技術が一番効果的に武器として使える場所で戦うことが、「7人のそのままの人間性を変えないままで」上を目指せる方法なのだと思う。あの7人、7人でいてあんまり変わらなかったよね。きっと揉めているであろう時には傍目に見てもわかるぎくしゃくで、喜んだり悲しんだり朝は機嫌がわるかったり。松松だってずっとそんな感じだったもんね。今は蜜月っぽいけれど、しょっちゅう喧嘩していたころもあったもんなあ。

やさしい人たちながらも、案外みんな曲がらず頑固で、たくさんぶつかったりしながらゆるやかに修復してまた次の舞台に立つ、みたいな印象だ。だから、無理して誰かが変わる必要はない。だけどそんな7人が7人で合意して、7人で決断をできたこと。その大事さをひしひしと感じる。

たぶんわたしはこの挑戦がまつくらくんひとりのものだったとしても応援していたけれど、7人で選べたという事実が、このグループの本気度と良さを強化していて、改めて今日が一番Travis JapanTravis Japanとして好きです......と言わしめる。

 

っていうか羨ましさがすごい。ずるいな~にまで至る。わたしも海外留学したい。連れて行ってほしい。いいないいな、大人になってから、こうして仲間とともに、会社に応援されて、留学できるなんて贅沢なことなんだろう。わたしも行きたい!!!!!(駄々っ子)

 

ちなみに急に個人的な話だけれど、わたしがこの2年ほど海外の恋人と遠距離で関係をつないでいたことによって、わたしは遠距離恋愛が耐えられるタイプの人間だ(ぎりぎりだけどw)、と思えていることも彼らを平気で海外に送り出そうとしている態度につながっていると思うので、まあ、このへんは人それぞれだよね、ということも思う。

遠くにいる人間のことも、魂を好きでいるのならば、別に距離なんて大した問題ではないんだよねえ。特にアイドルならなおさら遠くにいても関係ないなあ。

 

 

 

 

 

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かわいい子には旅をさせよ、いつしかよりずっとずっとタフになったあなたが、また新しい世界を見つけることに胸を高鳴らせています。