空間

好きなように話させてよ

いま再び月昇る夜

 

ツイッターにもちょいと書いたけど。

 


たぶん2人と5人が溶けていっても、これでは2人のファンと5人のファンは溶けていけないよ、と思ってしまったのが本当に痛くて。胸に刺さって抜けない。加入じゃなくて合流という言葉を使いたいのだけど、思い出を引き連れて合流したのは十二分に理解できても、それぞれ過去を再生されてもそれは過去でしかないのだよ、と思う。

 

過去も大事だ。後悔することや書きかえたい出来事もあるかもしれないけど、それも含めて受けとめてきた人がいて、書きかえる必要なんてない。新しく積み上げていってほしい、と強く思う。2人と5人が持ち寄ったものは、未来にして見せてほしい。求めているものは、過去のリフレインじゃない。欲張りかもしれないけど、欲張らせてほしい。

 

星スパ、好きな曲です。うっとり聴きたかった。Guys、私だって叫びたかった。でも、どうしてもわたしは2人についてきた身だから、shockのファンだから、思い入れや思い出の量が違う。ONEDAYのあとに聞いた星スパ、夜の海のあとに聞いたGuys、完全に冷静さを欠いていてちゃんと観れていない。しょうがない。きっと逆の人もいるんだろう、と泣きながら感じた。全部しょうがない。そういうものだ。
お互いの歩んできた道をリスペクトしながら、歩み寄りたい。いい曲だよね、ここがよかったよね、こうやって出会えてよかったね、って言いたい。言えたらいいなあと思う。ダンスやパフォーマンスだけじゃなくて、セトリにも。未来が、みたい。7人の。2人と5人が7人でいることを選んだ、その選択の未来を。

 

諦めることは簡単だなと思う。個人のことがこんなに愛せているので、たのしくてうれしくてしあわせだ。そしてそれだけでいいと言ってしまうことは簡単。でも、7人だから、7人の未来にも期待したいから、期待させてほしいから、こういうエゴが吹き出してしまう。どうしてかなー、どうしてだろう。

 

勝手に期待されて、勝手に求められて、それって当事者からしたらほんと勝手な話で、厄介と思うこともあるし、一方で求められなくなったらおしまいだなーと思うこともある。彼らはどっちに感じるだろうか。

 

とかまあ、いろいろ思ったりもしまして、しかし松倉くんのことずっと変わらず好きだし、また好きだなって思ったし、どんどん表現を手にしていく君が誇らしくてしかたなかったりもする、収穫の多い公演だったよ。歌も踊りも、それぞれに物語と感情をのせて、どんどんとゆたかになる喜怒哀楽に、わたしは寄り添っていきたいし眼差し続けたい。インザルームの最後に手首に口寄せする瞬間とか、脳裏に焼き付いてしまったし。黒のベルベットに金刺繍まとってセンターを割って光の中から登場する夢ハリ、ライオンの歌い出し、うるうるするfamily。忘れたくない。

 

 

未来がずっと続いていきますように。