空間

好きなように話させてよ

星にまつわるエトセトラ

曲名
作詞 発売年度

"「星」というワードが入っている歌詞部分"


QUARTETTO
TAKA3 2016

"夜空にStarlight描くように
願いにしかない明日のために
重ね合う この想い
星になり奏でる四重奏"


シリウス
TAKA3・no_my(CWF)・m.u.g(CWF)・Sofybank(CWF) 2016

"このまま時を止め
夢のままいられたら
結ぶ星座のように
君をずっと離さない"


ライフ
竹内雄彦 2016

"澄み渡る空に無限の星の数 「ここにいるよ」と
命が叫んでいる 鼓動が刻んでいる 僕の名を"

"いつかは星になる事 やがて受け入れられるように
今日を生きてゆく"


星の旅人たち
take4・BANSE1 2016

"旅立とう 星降る夜に"

"遥かな宇宙(そら)にきらめく星
幾千のその一粒に
僕らだけの星(きぼう)がある
探しに行こう"

"銀河を駆け巡る汽車に乗って
どこまでも続くレール辿って
輝く星 その光をけして見失わないで
流れ星 願い続けるよりも
その願い此の手でつかみたいよ
叶わないものはないと 信じているこの瞬間
終わりなき journey to the star"

"何億光年 ゆらめく星
幾千のその一粒に
僕らだけの星(ゆめ)がある
叶えに行こう"


永遠
take4 2015

"星を探したくて 抜け出した
週末、二人だけの指定席
どうかなくさないでそのままで
君の中に宿る輝きを"


SPEAKER
TAKA3 2015

"褪せない誓い 守っていたい
星の歌のように
行きたい未来 夢のフレーズ
つなぎ合わせ"


メガロマニア
吉木総司・ワタナベハジメ 2015

"数十億の時を超えて 蒼く光る星の何処かで逢おうよ
君を Escort"


BYAKUYA
kafka 2015

"今宵は満月 虹が出る夜
白昼の光に 星が降る
明日を願った 希望の化身
照らし出す White Night"


Greedier
MOZZA 2013

"星が瞬く下では 昨日より深いKissを yeah
蜜がとろけだしたような夜 優しく波だけがSing
月は ふたりを見守る"


HIGHER GROUND
ヒロイズム 2013

"空高く蹴り上げた むなしさが宙を舞う
つまづいては見上げていた 一番星に問う
このままでいいのか 高みを目指してくのか
変わらない日常に 弱気な僕がいる"


Quntastic!
zopp 2012

"夜空走る 流星列車に願う My love 叶えてよ"


LIVE
JIN 2010

"無限の空で この星で ここで 今ここで 巡り会えたキセキ"


ワンダーランド
ヒロイズム・Takeshi Kodani 2010

"めざせワンダーランド 高くその拳上げて
あきらめない いっそ輝くまで
Let's get on ship 夢の船で 星をめざすんだ"


Share
NEWS 2010

"すれ違いゆく風の中で 僕らはなぜ出会えたんだろう
同じ星が今見えるなら 僕らはただそれだけでいい
Just only stars… just only stars
Just only stars blinking always breathe in us"


STARDUST
nami・PA-NON 2008

"自問自答 ループな毎日 なんて退屈だ
星が輝く 空も今は 灰色で曖昧
目の前 続いてる道は キリもなくて
ドウシタラ ヌケダセル? まずいなこれは"

"あてもなく 進む道 孤独 感じたまま
てのひらを 伸ばしたら 未来 掴めそうで
立ち向かうのか? まだちっぽけな俺ら STARDUST Yeah"


SNOW EXPRESS
伊達歩 2008

"ふいにくちづけて 君が目覚めるよ
そこは約束の 夢の場所
君は誰よりも かけがえのない人
流れる星屑 巡る SNOW EXPRESS"

"胸の鼓動 ひとつになって行くよ
星になって 永遠の愛を抱こう
時間(とき)は止まり天使の恋のように
光の中駈けて行く 真冬のSNOW EXPRESS"


永遠色の恋
m-takeshi 2008

"寒空に 一瞬輝いた 流星がくれたのは
はにかんだ 最高の笑顔と
眩く二人を包む「永遠色の恋」"


真冬のナガレボシ
A to Z 2007

"真冬のナガレボシが 遠くの空に瞬いた
君がいつまでも 幸せでありますように"


Boom! Boom! POWER
Shusui 2007

"燃えるPOWER 溢れてる 鼓動刻むビートの中
生きるPOWER 導かれるように 呼吸してる止まる事もなく
街のネオン 銀河の星 いつまでも輝き放っていて
絶望なんかしなくても 光 目指し あなたのハート掴むまで"


星をめざして
なかにし礼 2007

"みんないるかい
星をめざして 君に導かれ
歌いながら ぼくは歩き出す
ふり返らないさ 傷だらけの
少年時代など"

"みんないるかい
星をめざして 君に導かれ
歌いながら ぼくは歩き出す
繰りかえさないさ もう二度とは
同じ過ちを"


ずっと
近藤ナツコ 2005

"星くずを 散りばめた 空の下を 歩いた帰り道
二人きり まだ少し ぎこちなくて 会話も途切れがちだけど"

"星たちも見ているこの場所で
君のこと 強く抱きしめていたいから
ずっとずっと そばにいて
君がいる それだけで 優しくなれるから"


Devil or Angel
H.U.B 2005

"星屑輝いて まぶた深く閉じて
幕開け見届けるように
儀式のベルが鳴る 今この胸刻む
鼓動に重なって響く"

"空には星が白く揺れても 何も答えはしない
こんなにあなたが好きだよ"


LET'S GO TO THE PLANET
ENGLBLOM STEFAN・RUI・SHUSUI 2004

"ボタン一つでワープして 無数の星をかき分けて
まだ見たことのない景色 窓の外にはナガレボシ
気まぐれな 寄り道も 全然OK"

MEKURU「10代という季節」特集より/橋本愛ちゃんの言葉

いつの雑誌だよって感じなんですけど(2014です)、積んであったのを読んでいて、ああ、橋本愛ちゃんってすごく上手に言葉を扱う女優さんなんだな、と思ったので書く。すごいかしこいんだなあ、つねづねわたしは「かしこい子」が好きなので、つい恋してしまう。
主に桐島以前・以後の変化やあまちゃん以前・以後のことが書いてあるんだけど、ひとつめは桐島について。

「愛せる映画ってたくさんあるんだなあって思ったし、映画をもっと近いところで観れるようになりました。(中略)フィルムがほぼなくなってきていて、それが寂しいっていう大人の方がいらっしゃるじゃないですか。その気持ちもわかるし、フィルムの良さも知っているけど、その上で薄いDVDを愛せる世代というか。それは意識しています。」

桐島の試写以後、「愛せる映画」を知った話なんだけど、「愛せる映画」っていうワードだけでグッとくるよね。映画、愛せるなあ。わたしにとってもそういう存在だ。愛で映画を観たいし、映画で愛を観たいんだなあわたし。それに最近ノイジーなフィルム映画を観て、そりゃもちろんきれいに保たれた最新技術の映像もいいんだけどそのフィルムの雑音から聞こえる「かけ手」の人たちの存在がいいなって思ったところだったのでなおグッとくる。フィルムって「作り手」と「鑑賞するわたし」の間に映画をかけてくれる人の存在が絶対必要なんだよね。いい。
ふたつめはあまちゃん紅白あとのブログについて。

「顔を見て言える人に向けての感謝の気持ちだったらブログに書く必要はなかったけど、顔の見えない人たちへの感謝がすごく溢れてきたので、伝えたいと思ったんです。」

そして「言葉」に対して。

ーー「言葉」というものの重みは感じたりしますか?
「気持ちも人間性も表情も、ほぼ全部言葉に出ると思っているから、怖がっている部分もありますね」

大人よな。この時点で18歳。伝えることや伝えるための言葉に対しての意識がかっこいい。なかなかわたしのなかで曖昧になりつつあるところもあって、「あれ、なんでこれ書いているんだろう」みたいな、ね。なんでもかんでもインターネットに書きたくなる時もあるけど、それって正解なの?って思う。誰に言いたいの?誰に聞いて欲しいの?って考えなきゃいけないんだよなあ。誰かわかんないけど聞いてくれ!っていうときももちろんあるけど、この人に伝えたいと思ったらそれはちゃんとその人に届くようにすべきよな。わたしは面識のあるところから全てがはじまる方のツイッターが苦手なんだけど、それは面と向かって言えばいいのに・個人で連絡くれればいいのにレベルの何かが不特定多数に向けられている瞬間を目にしてしまうからなのかもしれない。
最後に、「早く大人になりたいと思うか」という質問に対して。

「大人に、というよりも、早く年齢が欲しいですね。今は、自分の責任だってわかっているのに人の責任になったりするから。ちゃんと自分に負わせてよって思うから、早く二十歳になりたいです」

ひょー。わたしの二十歳はちゃんと負えてんのかな。はて。あれこれ考えたりしながら、例年に比べて失速気味の四月をもっとちゃんと始めなきゃという力をもらいました。

終わりがないなんて嘘

おそろしいことに2016年のEndless SHOCKが幕を閉じた。おそろしい。
完全にわたしが旅に出ている最中に終わったので、わたしにはまだ実感がないけれど、実感があるとすれば、チケットを探す手が止まったことだろうか。探しても存在しないんだから当たり前だ。


1000回を優に超える公演回数のSHOCKだけど、今回は幕に「◯th Performance」と毎回映し出されていたので、それを記録していた。
ツイッターの下書きに「@tos 1353/1362/1364/1369/1392/1393 SHOCK」という端書きが残っていた。あんまり大声では言えない......ははは。つまりまあそういうことなんだけど。はあ、無事に幕が下りてよかったよ。


ちなみに後悔はない!次に幕が上がった時、そこにわたしの一番の人がいる保証なんてどこにもないけれど、大丈夫。そう信じていたいわたしとそう信じた後に落胆したくないわたしがせめぎあって「大丈夫」と言わせているけど、十分そこまで想定してこの2016を後悔しないように見つめていた。大丈夫だ。
こんなに楽しかったこと、あったかなあ今まで。こんなに夢中になったこと、あったかなあ今まで。しあわせな2か月だった。後悔はない。双眼鏡のまんまるの中でいつも格別の光を放つ君が、わたしに見せてくれたものはたくさんだ。よかったよ〜。さくらが散るように、雨が止むように、星が消えるように、すべてには終わりがあって、でもまたはじまるかもしれないという希望もある。またね。

今年のさくらはいつもより美しい気がする

ひろきがさくらだったんです。

さくらっていう名前じゃなくてさくらそのもの。チェリーブロッサム。しかもソメイヨシノ
それって劇的にエモい話だと思うんです。

どう?ねえ。





さくらは、「何のためにあるの」と言う。ただお酒を飲みたい人が、花見の名の下に集まるだけじゃないか、全然ぼくのこと見てくれないじゃないか、自分なんて意味ないじゃないか。ましてやソメイヨシノソメイヨシノってクローンなんですよ。ぼくは自分一人では生きていけない、子孫を増やすことができない。*1ぱっと咲いて、散るだけの花。春が終われば、誰にも見向きされないのだ。


ああ、もしかしたら、アイドルという花は、そうやって思うのかも。劇場にこんなに人が集まっているのに、それは満開の時だけだ〜って思うのかも。確かに演劇というものは、花みたいに、パッと終わってしまうもので、人は散り散りに帰って行ってしまうものだけど、その儚さをわたしは愛していて、そしてその作品は心の中にみんなそれぞれの形で残っていくものなのだよ。アイドルも終わるかもしれないけれど、いや、いつかは終わるのだけど、そしてもしかしたら人によっては1日1日アイドルを終えているのかもしれないけれど、でもたぶんそんなに簡単に観客の中にいるアイドルのあなたは消えない。


わたしはひろきがアイドルでよかったなあと思う。アイドルという定義が、歌って踊りCDを出すというのならもう違うかもしれないけれど、でもたぶんそうじゃない。ひろきはアイドルのままそこにいる。アイドルを辞めなかったし、アイドルでいることを諦めなかった人だと思うのだ。


「音楽劇」とは、言ってみればラップミュージカルとでも言えるのかもしれないけど、ダンスありラップあり演技あり殺陣あり笑いあり、という感じで本当に新しいものを見ているような感じだった。ひろきは今までアイドルグループにいて、バンドを組んで、ストレートプレイの芝居をやって、ミュージカルをやって、Endless SHOCKをやって。ああ、全部無駄じゃなかった、無駄なことなんてひとつもなかったなあって思える「最高はひとつじゃない」。今まで観てきた作品のエッセンスがそこかしこに見え隠れして、彼の辿ってきた物語がさりげなく織り込まれていて、めちゃくちゃグッとくる。それでいてラップは初挑戦だから、過去に得た技術がすべてじゃなくて、新しい武器を手にいれるチャンスをくれる。KREVAさん最高じゃないですか、もう、ひろきをキャスティングした時点からこの作品はメタ性を持って最高ですよ本当に。


年末のジャニワに出た頃から思っていたけど、ジャニワ以前の近年の彼の仕事はジャニーズでありながらジャニーズでないようなものが多かった。錦織作品はまあその例みたいなものですけど、グループ仕事がないとこうも曖昧になってしまう。そもそも「ジャニーズらしい」の定義があやういからってのもあるけどね。(だって手越さんは「ジャニーズで異端」と「ジャニーズらしい」の両方を抱えているくらいだから。)生田斗真とか、かろうじて嵐との交友があるから保っていられるけれど、『ジャニーズ仕事』をしているわけではないよね。


でもふしぎなことに、ひろきはジャニワを受けることで内側にジャニーズであることを示し、最高はひとつじゃないを受けることで外側にジャニーズであることを示した気がする。ふだんこんなに言われていないだろうけれど、今回KREVAさんはひろきが「ウチはジャニーズ」だとたくさん口にして、またそれが売り文句のようでもあった。「ジャニーズが俺のラップを歌うぜ」というキャッチーさとジャニーズファンという少なくない集団を引き込めること。こうしてみるとやっぱり「ジャニーズ」であることの商品価値はまだ存在しているし、改めてひろきがジャニーズでいてくれることがうれしい。


ひろきは、ずっと変わってきたけれど、ずっと変わらないよ。




***






KREVAの新しい音楽劇 最高はひとつじゃない

ということで「最高はひとつじゃないSAKURA2016」という舞台を観に行って本当に最高だった話でした。
ひろきの持つ物語をのぞいても、たぶんこの新しさは衝撃だし、KREVAの音楽聞きに行くだけでも最高だし、いやそもそもKREVAのプロデュース力最高だし、増田有華ちゃんも好演だし、トムさん最高だし、最高はひとつじゃないですよ。ほんと。
「最高はひとつじゃない」ってバズワードすぎるし。使いたすぎる。

ラップってなんだろうなって思ってたけど、メッセージのせたラップはかなり感情移入しやすくて、逆に今みたいなフラットな状態で歌詞検索かけたらこっぱずかしくなるくらいでした。

今日の夜は強い風が吹く予報。さくら散っちゃうかなあ。わたしは葉桜が好きです。