空間

好きなように話させてよ

はたちになったきみへ

松倉海斗くんはたちのお誕生日おめでとう!

 

わたしがきみのことを好きになったのは、いつのことだったでしょうか。不思議と、はっきりとした記憶はない。「真実」の頃は、好きになりかけだったかな。それから今まで、ずっと変わらずに好きな部分は、真摯な舞台への姿勢です。かつてしゃかりきと言われた踊りも、今も変わらず豊かな顔の表情も、ぜんぶそうした姿勢そのものでした。

 

好きなナンバー、好きな衣装、好きな振り付け、好きな表情。画面の端っこに見つけたきみが、気づけばわたしの視界のまんなかで。声も知らなかったきみが、苦いジュースを飲んでげらげら笑ったり、箱の中身はなんだろなで箱に腕をつっこんでケラケラしたり、水浸しの洞窟でぎゃあぎゃあしたり。歌が苦手だと言ったきみが、梅芸の、帝劇の、博多座のまんなかでソロを歌ったり。うれしかったこと、たのしかったこと、数えればきりがない。熱出したり、ぼろぼろ泣いちゃったり、そういうのはずーっと変わらないけどね。とにかく、わたしは、まつくらくんに、たくさんの景色を見せてもらいました。

 

これだけたくさん言葉にしたい瞬間があるのに、これはきっと20年のうちでほんのわずかな瞬間なのだろう、と思う。それがさみしいとか、やだ、とかは微塵もなくて、20年から放たれた欠片を、こんなにキラキラしている欠片を、わたしにも見せてくれてありがとうと思います。

 

何度でも言うけれど、世界でいちばん好きな人が、世界でいちばん好きな舞台に立っているという巡り合わせは、本当に本当にありがたいことで、本当に本当にぜいたくだよね。エゴ全開で、ずっとその場所にいてくれたら、と願ってしまうけど、そんなことより、まつくらくんがこれからも自分自身の手で自分の生きる道を選びとっていってくれたらなあと願う気持ちも本当です。大きく口を開けて笑う顔が好きだから、ずっとそうやってたくさん笑っていてほしい!まつくらくんの歩む道に、たくさんの光が灯りますように。わたしは、声を送り続けます。

 

今年もたくさんたくさんありがとう!20歳も、たくさんの笑顔が咲きますように!夢はずっと続くよ!