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空間

好きなように話させてよ

君は星の欠片握りしめて/まつくらくんのお誕生日によせて

まつくらくん、じゅうはっさいのおたんじょうびおめでとう
というポエムを書きます



この夏は片割れを残して、旅に出ました。長くて短い三か月、たった一人で小さな体を抱えて、新たな場所へ飛び込みました。たぶん、苦しいことつらいことどうしようもないこと、たくさんあったけれど、随分大人になったように思います。もっとくよくよしているのかと思っていた。毎晩泣いてしまいそう、どうしよう、とこっそり零していた少年の姿はもうそこにはなくて、右足と左足をしっかりと板につけて舞台で立派に立っていました。歌が苦手なんです、と打ち明けていた少年の姿もなくて、ソロもフェイクも十分にやりきっていたと思います。あちらこちらに点滅する星をふわふわと求めていたいつかとは違って、一番星をきっちり視界に収めているような、そういう大人でした。舞台人でした。そしてほんとうに立派で、ほんとうにすてきな舞台でした。この夏はいい夏だったよね。そう思います。

帰っておいで、なんて思いません。いろんな柵を越えて、好きなところへ行って欲しい。かわいい子だから、旅をしておいで。たくさん世界を見ておいで。もちろん、帰ってきてくれてもいいけれどね、好きな道を選んでください。戻ってきた場所で、改めて辿ってきた道を振り返ることができるかもしれません。この冬はきっと変わったであろうあなたを見たいのです。



ありがとう、そしておめでとう。