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好きなように話させてよ

揺れる揺らめく夏の思い出  ーROCK IN JAPAN FES. 2014に行ってきた記録ー

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014行ってきました。はるばるひたちなか
二年ぶり三度目。


ここのところアイドルに気を取られていて、ロック聴くことって減っていたような気もするけれど
行ってみて分かった、やっぱり好き。
音楽好きだ。
至る所はそのシンプルな答えなんだと思います。


まえに、こうやって記録としてレポ残したこともあったけど、読み返すとなんでこんなに恥ずかしいんだろうね。
感じたことはまだ覚えていたけれど、こんなきもちわるい書き方してたんか私…と少し哀しく。
懲りずに書くよ、今年も。


【DAY1】

ゴールデンボンバー
LYOから始まるロッキン。最高か、最高だ。TOKIOがまじで最高だ。
き〜みが〜 きみが〜 あつい恋をする〜なら〜 あ〜い〜て〜は〜ぼ〜く〜し〜か〜い〜な〜〜〜〜い

フラワーカンパニーズ

家入レオ

PUFFY
森の中のPUFFYちゃん。か、かわいいに決まってる。
隣のいかついおじさん(ワルそうな)が「最高だわ〜PUFFY最高だわ〜」と体を揺らしていたから音楽最高だわ。

サンボマスター
入場規制。相変わらずアツいな。

曽我部恵一
気持ちよく寝てしまった。すごくいい昼下がり。幸せ。贅沢。
目覚めて気づいたらとなりにいた人が消え、最前にいたので驚いた。

RIP SLYME
定番ラインナップをしっかりパッケージしてお届けしてくれるからやさしい。
リップスライムの上でも下でもない、みなさんの期待通りのリップスライムお送りします」……やさしい!
意外性よりもやっぱり「夏聴きたい」定番あるよね。

山崎まさよし
またまた気持ちがいい。森の中の山崎まさよし
いいな〜、こういうのがいいよ。フェスだから、フェスだからこそ、こういうのがいいよね。
ちなみにラストはセロリ。あ〜最高だな〜。(私のアイドル脳が死なない。)

マキシマムザホルモン
は、八王子のTOKIO……。(アイドル脳休む暇無く。)
女子校育ちなので、女子校の女の子ってホルモンをカラオケで歌うじゃないですか、そういうの聴いて育ってきたんですけど、やっぱりハードル高い。友人の歌うホルモンを聴くくらいしか通ってきてなかった道だったと実感しました。
みんなが同じ動きしているのを見るのは大好きで、それはどこの現場でもそうなので、楽しいんですけど、もう少し頑張らないと中には入れなさそうでした。楽しい入門編を誰か教えてください。

フジファブリック
みんなモテキ見すぎだ……


【DAY2】

NICO Touches the Walls
手をたたけで始まるモーニング。
いいなあ、この人の喋ることアイドルっぽくていいなあ、煽りが大変かわいらしくて好きになりました。

▽高橋優

ONE OK ROCK
…好きだった。
よくよく考えたら、ワンマンも行ったことあって好きじゃない訳ないんだけど、改めてめっちゃ好きだった。困った。
最高だよ、ワンオク。「売れる」とはこういうことか、と。

もともとTakaの根っこの部分が好きで(NEWSだからということではない、精神が好き)、昔ロッキン(雑誌の)だったと思うけど、「自分たちのやっていることはROCKだけど、歌謡曲の影響を強く受けていると思う。」みたいなことを言っていて。
このインタビューがけっこう忘れられない。

家庭環境って誰しも必ず左右されてきたものだと思う、人格形成に必ずそのエッセンスが入っている。逃れられない部分なんだよね。
これは芸能人やアーティストもそうで、七光りとか言われたりするのかもしれないけれど、普通のことなんだよ。
親の姿見てたらその職業かっこいいって思いやすいだろうし、その世界への入り口が普通よりすこし近く見える。才能がある人が近くにいることは、プラスだし。だって、体操選手なんて一家で体操選手じゃん、DNAと環境は争えない。
だから、そういう部分を受け入れて、そして逆に利用して、音楽やってるボーカリストいいなあって思う。私はROCKはポップスの対極にあるものだとは思っていないのも、そういうのがいいなあって思う理由のひとつだ。J-POPとか「売れる」こととか、大衆音楽を目の敵にしているようなROCKは好きではないので。ワンオクはそういう点で、歌謡曲育ちなのがいい、そういうものを肯定しながら自分たちの音楽をやっている感じがする。曲調も分かりやすくて、どこかポップだしね。もちろん、「歌謡曲育ち」という言葉の中に、アイドルしていた頃の記憶も混ざっているのだろうから、アイドルしていたという部分も、もちろん好きだよ、そこは否定できません。

これが、Taka、というか森内貴博の精神の部分で好きだなって思っているところです。「お前に何が分かる!」といわれそうだけど。

で、さらに「それ音楽の本質じゃないよね」*1とか言われそうだけど、Takaの顔も好きだなって…思った…。ここはもうさすが元ジャニーズって言うしかない…。今までむしろ気づいてなかったのが不思議だ…。
アイドルオタクやりながら書いてるブログなので、ついでに書いちゃうけど、神宮寺勇太くんだったよ。私の中では二人は似ていて、すごく重なった。かっこいい。し、かわいい。ほんとにかわいい。Takaかわいいわ。言動とか動きとか顔とか。声とか叫び方とか。私の中ではまだまだアイドルとしてもアリかもしれない。

これが、ルックスの点でも好きって思ったところね。

もうひとつ書いておくと、これはワンマン(残響リファレンスの頃ね)行ったときも似た気持ちを持った気がするのだけど(記録がないからあいまい)、
MCが好き。喋りたいこと、伝えたいことを、人前に立つものとして大勢に影響を与えようと話しているのが好き。
アイドルが愛や希望や平和を示そうとするのなら、ワンオクは絶望ではないことや悲しみを超えることや戦争が無いことを示そうとしているように見える。同じことだけど。違いはあるよね。
どちらにせよ大きいことを伝えようとしているところではアイドル的だし、その伝え方ではやっぱりロッカー*2的だなあと思うから、MCが好き。

最後に、やはり曲が好き、声が好き、音が好き。
曲毎に色が違って聞こえるのは、そのメロディーラインの作り方だと思うし演じ方もあると思う。こういう点で、歌謡曲ベースなのかな。聴きやすいしノリやすいよね。
曲が「売れている」ということもある。みんな知っている。タイアップや事務所力も含めてだけど、ノリやすい、かっこいい曲を多くの人が知っているという「売れている」形は正しいんだって提示しているようだった。「分かる人だけが聴いてくれりゃあいいよ、それがROCKだから」みたいなのじゃなくて「たくさんの人に聴いてもらえるROCK」でいいじゃん、「売れる」ことってかっこわるくないじゃん。

踊ってて楽しかった〜〜〜。

UNISON SQUARE GARDEN

Chara×韻シストBAND
だいすきだよチャラ。

つらいときもうれしいときも忘れたいときも考え事したいときも眠たいときも目覚めたいときも、私は、Charaを聴く

posted at 21:56:36


いつだってそうだ、私の頼りたい曲はCharaの曲ばかりでその声や仕草や振る舞いにすがりたくなる。
開けた空の下、一番前を陣取って、揺れるCharaにあわせて揺れるあの感覚が大好きで、また夏の思い出をひとつ増やしました。いつかまた思い出そう。
たくさん心に蓄えたので、ここに言葉にするのはやめておく。ずっと私の心の中に。誰のものでもないから。

木村カエラ
ポップのクイーン、木村カエラ
ロックフェスなんて言うけど、もはやボーダーレスなこの空間。でも、ポップをつきつめる女の子はやっぱりロックなんじゃないかって思う。
バンドだけがロックなのか?って話。
アイドルだってメタジャンルになりつつあるんだ、ただ一つの単語で世界を仕切ろうだなんてもはや愚かな行為なのかも。

サカナクション
これは本当にデスメドレー。誰も踊ることをやめない、やめられない。
少しはしゃべっておくれよ、音楽を止めておくれよ、と何度も唱えたけど思い届かず本当のノンストップだった。最高。
夜だから、隣にいる人がだれかなんて分からない、みんな仲間だ、どうとでもなれ。あきらめが興奮を呼び、涼しげな夜に熱を生む。
山口一郎っていう人は。
あの人たちの音は夜が似合うなあ。夜の踊り子、まさしく。
何もかも投げ出して、ここで死ぬなら本望だって、嘘じゃなく思った真夏の夜の夢なのです。
山口一郎っていう人は。




15th Anniversaryということでいいのかわるいのか分からないが今年は4日編成のロッキン。
3日目、4日目が最高だろと勝手に思っていたんだけど、今、仮想でタイムテーブル組んでみたらそうでもなさそう。
2日目が最高でした、これはもう明らかすぎるね。
PerfumeYUKI、がいない夏はさみしいかと思ったけど味わい尽くしました。
もちろん肌もヒリヒリしている。

*1:ていうか本質って何だ

*2:書いておいてなんだけど、ロックとは何かよく分かっていない