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好きなように話させてよ

乃木坂46とのなれそめ

乃木坂46 真夏の全国ツアー2014 神宮球場公演(千秋楽)に行ってきました。
で、そこで思ったことを書きたいなーって思ったら
冒頭が長くなってしまったので、切り離してとりあえず序編をお送りします。



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乃木坂の話をここでするのはたぶんはじめてなので、なんとなくきっかけ的なことも記しておきます。忘備録かねてますので。
乃木坂を茶の間で好きになったのは、7th Single「バレッタ」の頃だったと思います。リアルタイムに記憶があるのはそのへんなので。その頃から「乃木坂って、どこ?」いわゆる乃木どこを観ていました。
乃木どこを観るに至ったのは明らかに「BAD BOYS J」がきっかけですね。「世界で一番 孤独なLover」が好きで好きでたまらなかった。出演者が好きというより、曲が本当に気に入って、PVを繰り返し見ていた。渋谷とか原宿とか、ふだん私の生活する都市に彼女たちがいるの、すごく変な気分になったのを覚えています。ゆらめく陽炎の中のシティーガール。
同時に「Rの法則」を観ていたのも大きかった。若月佑美さんがまだ私の中で確固たる「ワカツキ」だった頃。ずっと気に入って見ていたワカツキが乃木坂46だと知って、そこではじめて私は乃木坂46という物語を追う登場人物を手に入れます。



…で。うんぬんあってバレッタの頃に乃木どこに漂着するのでした。
ちなみにこのシングルには思い入れはありません。(念のため)
(みゅーじっくびでおがめーーーっちゃすきではなかったです)



乃木どこはその頃からふわっとおもしろくて(バナナマンの采配とスタッフのスーパーの入れ方あって)
ふつうに見ていたけれど、まあいまいち決定打にかけるというか。
そこに舞い降りたのが「君の名は希望」でした。
出会いはもう分かりやすいくらいにGoosehouseでした。女子学生っぽいね。きゃぴってるっぽい。

アイドルソング、こんなのあるんだ!

雷にうたれて、動画いっぱい探したし、ガールズルールにも出会い、写真集もぺらぺらしました。
それまでの歌っている乃木坂ってカーテン、シャンプー、バイシクルなイメージで、制服着た女の子たちが髪揺らして踊ってるってくらいの感じ。髪の短いちょっとあか抜けない子が真ん中にいて、ってくらい。生駒ちゃんしか名前分からないなあって。
でも、君の名は希望は目をつぶって聞いていても瞼の奥にさわやかな絵が描けて、目を開けて聞いていても女の子たちかわいくて。
そうやって、もっとちゃんと乃木どこを見始めたら、私の主人公にしたワカツキも若様になってて。いろんなところに連れて行ってくれる。いいなあ、楽しいなあ。何が楽しいってみんなかわいいんだもの。
女子校育ちで、セーラー服育ちだから、あの閉じた世界は私の好きな感じだったのです。
あんなにかわいい学校ではなかったけど、こわくておそろしいところが見えないきれいさ、潔癖に感じる背筋の凍る感じとか、笑顔の裏に張り付いたそうじゃない感情とか、ちいさな駆け引きとか、めんどうくさいなんてもんじゃなかったけど、ずっとそこで生きてきたから、案外すき。
女の子はコワいけど、美化して美化してもっと美化して在るのが乃木坂46なんじゃないかな。


それ以来、どんどん名前と顔が一致していって、私の追うべき駒が増えていきました。
この子はちょっとなあと思ったりもたくさんあったけれど、言わずにじっと見ていたら、それも楽しくなっていて気づいたら好きな方になっていたり。


乃木坂の運営はクズでライブも楽しくないって風の噂で聞いていたけど。
運営のクズさもライブ中におけるやっぱり運営のダメさも、その通りだったけれども。
テレビで見る乃木坂ちゃんやステージの上で歌って踊る乃木坂ちゃんを見ている瞬間は、そういうのと違う次元で楽しいんだなというのはありありと分かりました。顔が、かわいい!!!ふるまいが、かわいい!!!


なんとなく女の子のアイドル現場におじゃまする勇気がなかったので先延ばしにしていたけれど、そんな感じで茶の間をしばらくやっていた私は、いいタイミングできっかけを頂いたので神宮へ行くことになるのです。(つづく)