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好きなように話させてよ

アイドルの中のアイドル?


アイドルの中のアイドル?


どんなタイトルでエントリ書くんだよって感じですが、
たぶん最近の私は文章を書くことに飢えていたみたいなので、とにかく!書く!!!
それが目標です。タイトルなんて知ったこっちゃない。


でもまあ意味不明だとアレなのでサブタイトルをつけました。
〜てごしくんとけんとくんの話〜


あ、もうこれで大概察しはついたかもや知れませんが、続けます。




てごしくんとけんとくんの話って、そこ界隈の人からしてみたら論じてみたい、分析してみたい願望の対象なんじゃないかなと思います。
それはなんでか。
てごしくんとけんとくんって、すごく似て非なる者だからです。


ここは私の憶測の域を出ないのだけど
おそらく人類を十二等分したらこの二人は同じパートに入るはずなのです。似ている。二人はどっか似ているから。
でも、アイドルを十二等分したら違う。二人は全然違う。
なんで十二等分なんだよって言われたら、私が時計を想像しながら喋っているからなんですけど、
1時と2時くらい違う。(ちがわねーよという人はすいません。)
もっと細部を見ていくと12時と6時くらい違う。


でもその相違を明確に言葉にするのって、私は今までに一度もできたことが無いから
すごくもどかしくてくすぶっていました。
アイドル的か非アイドル的かと言ったらもちろんアイドル的で。
かっこいいかかっこよくないかと言ったらもちろんかっこいい。
甘いか甘くないかと言われたら甘い。
で…?


てごしくんは「嫌われるのはウエルカム」と言います。
嫌われることを肯定するし、あくまでポジティブに受け入れる。
嫌われてなんぼだ、くらいに聞こえる。
いや実際、どこか寂しいのではと思う瞬間もあるけれど、それがグループの中での自分の立ち位置であるという自覚さえ透けて見えます。


一方、けんとくんは。
「嫌い嫌いって言いながら、実は好きでしょう?」っていうスタンスに見える。
拗らせ。
めちゃくちゃ拗らせ。
自信満々でなければ言えないことだと思うけど、けんとくんは実はそんなに自信満々なわけではなくて
心のどこかに不安やためらいも感じながら、なのに悠々とそんなことを言ってのけてしまう、
かわいさであり危うさでありおかしさ。
そして、聞いている側もイラッとするけれど、内心どこか気になってしまう、というのがけんとくんのすごいところ。強み。
面倒くさい言動が癖になる仕掛けがある。


実はけんとくんみたいなことって、案外てごしくん言えないと思うんですよ。
「好きでしょう?」って言えない。言えなそう。
自分のことを嫌っている人のところに突っ込んでいって、好きになってもらおうとするってなかなか難しいですよね。
向こうが自分のことを好きであるというなんらかの保証があってはじめて
てごしさんは人前でアイドルになれるような気がします。


これは、人見知りがあるかもしれないし、ジュニア時代が短くて「自分のことを好きと言ってくれる人」が少なかったところからスタートしたからかもしれないし。
安心できるところでしかふにゃふにゃできない、外側にはガンガン突っ張っていくてごしさんらしいところかもしれないなあと。
「嫌われるのウエルカム」もある種の外側に対する盾なのかもしれない。
外部仕事のけんとくんは最高に面白いけど、てごしさん台本読んで片言みたいになったりするもんね、準備しすぎて面白くなくなったりするもんね。
あ、ちなみにそういうとこも好きなのでてごしさんが好きです…