空間

好きなように話させてよ

2017年現場まとめ

2017/2/8 Endless SHOCK@帝国劇場
2017/2/9 ロミオとジュリエット@赤坂ACTシアター
2017/2/15 Endless SHOCK@帝国劇場
2017/2/17 Endless SHOCK@帝国劇場
2017/2/24 Endless SHOCK@帝国劇場
2017/2/27 Endless SHOCK@帝国劇場
2017/2/28 ミュージカル「グランドホテル」@東京宝塚大劇場
2017/3/4 Endless SHOCK@帝国劇場
2017/3/8 Endless SHOCK@帝国劇場
2017/3/14 ミュージカル「グランドホテル」@東京宝塚大劇場
2017/3/15 Endless SHOCK@帝国劇場
2017/3/25 Jr.祭り@横浜アリーナ
2017/3/26 Jr.祭り@横浜アリーナ
2017/3/27 Endless SHOCK@帝国劇場
2017/4/8 NEWSコンサートツアー2017NEVERLAND@福岡マリンメッセ
2017/4/30 NEWSコンサートツアー2017NEVERLAND@静岡エコパアリーナ
2017/5/3 Jr.祭り@大阪城ホール
2017/5/5 Sexy Zone 5th tour 2017 STAGE@横浜アリーナ
2017/5/6 Sexy Zone 5th tour 2017 STAGE@横浜アリーナ
2017/6/3 ミュージカル魔女の宅急便@新国立劇場中ホール
2017/6/10 NEWSコンサートツアー2017NEVERLAND@東京ドーム
2017/6/11 市川海老蔵第四回自主公演ABKAI2017 石川五右衛門 外伝@Bunkamuraシアターコクーン
2017/6/24 ミュージカル「レ・ミゼラブル」@帝国劇場
2017/7/2 YUKI concert tour "Blink Blink" 2017 @横浜アリーナ
2017/7/13 「ベター・ハーフ」@本多劇場
2017/7/20 〜君たちが〜KING'S TREASURE @EX THEATER ROPPNGI
2017/7/23 〜君たちが〜KING'S TREASURE @EX THEATER ROPPNGI
2017/7/30 WBB vol.12『ミクロワールド・ファンタジア@』@紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYA
2017/8/18 Summer Paradise 2017 So what? Yolo! @TOKYO DOME CITY HALL
2017/8/24 ままごと「わたしの星」@三鷹市芸術文化センター星のホール
2017/9/3 ダイワハウスpresents ミュージカル『ビリー・エリオットリトル・ダンサー〜』@TBS赤坂ACTシアター
2017/10/7 フェスティバル/トーキョー17【イースト】『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』@東京芸術劇場シアターイース
2017/10/11 Endless SHOCK @博多座
2017/10/12 Endless SHOCK @博多座
2017/10/16 ミュージカル レディ・ベス @帝国劇場
2017/10/22 Endless SHOCK @博多座
2017/11/1 東急シアターオーブ5周年記念公演ブロードウェイ・ミュージカル『天使にラブ・ソングを・・・(シスター・アクト)』
2017/11/24 スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース @新橋演舞場

以上38公演。前年比119%といったところ。



同じものを複数回観がちだった一年でした(笑)

SHOCKを主軸に、ちょうどいいくらいに大きめのミュージカルはつまみ食いできたなー。ミュージカルに関してはかなり満足度の高い一年だった!見逃したものってあんまりないかも。下半期に宝塚行けなかったのは残念だったけど。。

あとは、ミュージカル以外にも興味が出てきて、さらには劇団ままごとを好きな友人がなんども声をかけてくれたりしたので、行ったことない劇場にも足を運べてうれしかった。友人がわたしの好みを推測して、フライヤーくれるの!横浜でやっている歌舞伎をベースにした演劇おもしろいとおもう、と薦めてくれたけど行けなくてちょっと残念。あと、『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』の【ウエスト】版も見たかったのに、論文に押されて行けず。

セクゾンのコンサートに復帰(!)したのも思い出深いです。すっごいたのしかったなー。とてつもなくいいコンサートでした。わたしが好きなジャニーズのツアーが偏っていることもあって、下半期にコンサート行く機会がなかったのも残念〜。今めっちゃコンサート行きたいの!
今年は、一年を通して満遍なくJr.コンが開催されるようになったけど、それも縁遠かったりして、蚊帳の外だった。(でも、はいびーのレポはいつも楽しいよ!!!)来年は、あらゆる事変によって自分ごとになったので、たくさんいけるといいなー!アイドル仕事をするまつくらくんを観るのが久しぶりすぎて心踊る!しかもSHOCKも続投してくれるし!SHOCKの新キャストもたのしみだし!

そうそう、一番うれしかったのは夢だった博多座に行けたこと。ハラハラしたのは台風ど直撃のなか博多座に行ったこと。全部いい思い出です。好きな気持ちを抱えながら遠くまで一人でいく体験、すごく心にぐっとくるものがあって、よかった。

春の帝劇ラインナップがわたしを呼んでいるので後悔しないように、臨みたいとおもいます。たのしみだー!

 

わかっているんだー。わかっている。7人が7人ともいい子で、センセーショナルなことを一番穏やかでハッピーな形で伝えてくれる技力の持ち主であるということも。みんな気ぃ使いで、すごく空気が読めることも。でもだから、たくさん飲み込んでいる言葉や感情が、どこかにあるということも。

 

なんとなく知っていた可能性が、こうしてつま開きにされると、知っていたから、ほおっと思って、その現実が宙に浮く。これは最善の最善ではないから、いや、でも、最善なんてないんだけど、と、とらえどころのない感情が渦を巻く。

 

「いやだ」じゃない。むしろ「ありがとう」だ。だけど、「ありがとう」だけじゃない。「いいのでしょうか?」って思うし、「いいの?」って思う。誰にとっても、120%望んだ未来ではない。今の現状で、これが最善、または精一杯だ、と選んだ、選ばざるをえなかった選択だ。

 

ああ、でも、いいのか。これで、いいのか。と、今、ようやく、思った。ここまで書いてようやく、思った。誰かが考え抜いて選んだ選択肢を、きっと考え抜いて受諾した。選んで選ばれて、選ばれて選んだ結果だ。7人が決めたことなら、それは運命でも偶然でもなくて、現実であり未来だなあと思う。

はたちになったきみへ

松倉海斗くんはたちのお誕生日おめでとう!

 

わたしがきみのことを好きになったのは、いつのことだったでしょうか。不思議と、はっきりとした記憶はない。「真実」の頃は、好きになりかけだったかな。それから今まで、ずっと変わらずに好きな部分は、真摯な舞台への姿勢です。かつてしゃかりきと言われた踊りも、今も変わらず豊かな顔の表情も、ぜんぶそうした姿勢そのものでした。

 

好きなナンバー、好きな衣装、好きな振り付け、好きな表情。画面の端っこに見つけたきみが、気づけばわたしの視界のまんなかで。声も知らなかったきみが、苦いジュースを飲んでげらげら笑ったり、箱の中身はなんだろなで箱に腕をつっこんでケラケラしたり、水浸しの洞窟でぎゃあぎゃあしたり。歌が苦手だと言ったきみが、梅芸の、帝劇の、博多座のまんなかでソロを歌ったり。うれしかったこと、たのしかったこと、数えればきりがない。熱出したり、ぼろぼろ泣いちゃったり、そういうのはずーっと変わらないけどね。とにかく、わたしは、まつくらくんに、たくさんの景色を見せてもらいました。

 

これだけたくさん言葉にしたい瞬間があるのに、これはきっと20年のうちでほんのわずかな瞬間なのだろう、と思う。それがさみしいとか、やだ、とかは微塵もなくて、20年から放たれた欠片を、こんなにキラキラしている欠片を、わたしにも見せてくれてありがとうと思います。

 

何度でも言うけれど、世界でいちばん好きな人が、世界でいちばん好きな舞台に立っているという巡り合わせは、本当に本当にありがたいことで、本当に本当にぜいたくだよね。エゴ全開で、ずっとその場所にいてくれたら、と願ってしまうけど、そんなことより、まつくらくんがこれからも自分自身の手で自分の生きる道を選びとっていってくれたらなあと願う気持ちも本当です。大きく口を開けて笑う顔が好きだから、ずっとそうやってたくさん笑っていてほしい!まつくらくんの歩む道に、たくさんの光が灯りますように。わたしは、声を送り続けます。

 

今年もたくさんたくさんありがとう!20歳も、たくさんの笑顔が咲きますように!夢はずっと続くよ!

織るということ、編むということ、縫うということ

センターステージで、蛍光ピンクの衣装を着て歌ったあの曲が忘れられない。わたしのはじめての東京ドームだった。季節を背負う彼らが、ほんとうに好きで、一生続いていくと思っていた、あの頃。一番好きな会場の一番好きなステージの一番好きな衣装、一番好きな人たち、のなかでも一番と言っていいくらい好きな瞬間。


今でもピンクの色をまとって円に並べば、それこそ、あの季節につながっている気がする。あの季節のあの時間、あの一瞬。


実は何度もピンクはリフレインされているけれど、二度目のピンクは四人の意志で、三度目のピンクはますださんの未来への思い、だといつしか思った。何度も何度も繰り返される色、同じだけど、いつも違う意味を持つ。衣装は物語をつくれる。今までたくさんの物語をつくってきた彼らだからこそ、それをこうやって再編して、たくさんの思いを織り込んで、時間を超えて縫い合わせることができる。


彼らは、捨てないでいてくれる。切り離さないでいてくれる。誰かが好きだった、その一瞬一瞬の積み重ねを。なかったことにしないでいてくれる。私たちの誰かにとって大事なその瞬間と、その瞬間の気持ちは、ほんとうにかけがえのないものであると同時に、彼らにとってもその瞬間瞬間のすべてがかけがえがない。あのときこんがらがった糸も、途中でプツンと切れた糸も、それでもなんとか今の今までつながっていて、それらがなければ今はない。過去は否定しなくていい、振り返らなくてもいいけど、振り返ってもいい、過去を現在に引きずり出してもいい、新しい糸をくぐらせれば、またそこからつながっていく。





メンバーが6人だった頃、ピンクの衣装を着てセンターステージで『さくらガール』を歌った時のことが強く残っているんです。NEWSが着るピンクの衣装は特別で、僕らが過去にやってきたことへのリスペクトと挑戦。


装苑2017年9月号「増田貴久が手がけるNEWSの衣装」





物語は、布である。糸を織って、編んで、縫い合わせて、作られる。
そうであると、そのままに証明してくれたのは、紛れもなくまっすーだった。







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答え合わせ。

わたしの感じていたほとんどは間違いじゃなかった。
いつもすてきなものを見せてくれてありがとう、まっすー。